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Friday, September 9, 2011

【転載】今再びの牛久ハンガーストライキ

  入管の収容施設である東日本入管センターの処遇と収容者のハンガーストライキについて、きょう発売の『週刊金曜日』(862号)に読者からの投書がのっています。以下、転載します。
  なお、 8月22日にはじめられた7Aブロックのハンストは、29日にいったん解除されています。ハンスト解除までの経緯については、以下にリンクした記事を参照してください。

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【転載】今再びの牛久ハンガーストライキ
  8月22日より、現時点で1週間以上にわたり茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」において、昨年5月のハンガーストライキに続いて、外国人被収容者33人による無期限のハンガーストライキが行われている。
  昨年も同様だったが、被収容者たちは、再収容の問題、半年以上の長期収容、仮放免の申請から審査結果が出るまで3ヶ月もかかる例があること、仮放免時の保証金が依然高額であり、それを納付できず、ようやく決まった仮放免が取り消しになる例が続発していること、共用廊下の窓が、「嵌め殺し」になっていて外の景色が全く見えないこと、依然として改善されない医療の問題、食事の問題などを入管当局に要求したが何らの回答もなかったことから必死の思いでハンストに決起した。
  以上の要求は、全て昨年のハンスト時に参加者全員が入管に要求したものであり、これらの問題が依然として入管が誠意を持って応えないために、喫緊の課題として浮かび上がっていることを明白に示している。
  そもそも、入管は、東日本入国管理センターだけで、200人以上収容されている難民・移民を中心とする被収容外国人に対し、正面から向き合おうとせず法務省の入管政策そのまま、劣悪な状況の中に外国人を放置してきた。戦後直後にも遡る入管政策の下に、「傲慢な」日本人が「恣意的に」外国人政策を行ってきたのが現実である。この法務省の根本的な外国人差別政策が変わらない限り、今回のハンスト参加者が最低限の要求として、特に要求している大震災以後極端に改悪された食事の改善を始めとする諸政策は変わる事がないだろう。入管当局の猛省を強く求めたい。
「牛久入管収容所問題を考える会」 増田博光

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